金曜日日記

UNKIND企画のライブ見に早稲田ZONE-Bへ行ってきた。お目当てはあのBASTARDの復活。
はじめは今年のCHAOS IN TEJASで復活するっていうのを知ってマジすか!?とビビり、でもさすがに見たくても渡米なんてできないから指を加えていたところ、シークレットで今回のライブに出ることがちょっとだけ告知されたのがネットで広まって。。。という感じ。即売り切れだったLIP CREAMのチケット売りの時みたいにパンクスが集まって入れなかったらイヤだから、あらかじめ一緒に行くエイジさんとスタートより早めの四時くらいに着きましょうって約束しといたんだけど、当日の昼にエイジさんが限定70枚って噂を聞きつけたからこれじゃまずい!ってことになり動ける自分だけが先行して会場に行き二時には早稲田到着、走ってZONE-Bに行ってみたら…誰もいない!?客どころか店も開いておらず辺りにも中にも人いないからフライングし過ぎた。。。さすがに平日の昼間だし普通の社会人なら来たくても来れないよな。何人かチラ見しに来てたっぽいけど暑いし他の場所で待ってたのかも。自分たちも会場に入れるまで近くの早稲田大学やZONE-Bの前の店で時間潰し、五時半くらいに行くとようやく二十人近くの列が出来ていたので自分たちも並んでそのまま入場。七時近くに来ても入れたみたいだし(結局来た人は最後まで入れるだけ入れてくれたみたい)、こんなに早く来る意味なかった><

ライブは七時前にスタート、基本バンドの順番は入口のボードのとおり。全部見た中では特に2nd Degreeがかっこよかった。久しぶりに見たけど相変わらず練られた曲と旨い演奏で聴き入ってしまった。他のバンドと違いハードコアやスラッシュって感じではないパンクロックだけどその分際立ってた。
そしてトリ前の五番目にBASTARD。始まる直前に酒買いに行って戻るとさっきまでそれなりに空いてたフロアがいきなりギュウギュウになってた!そんなに広くはないあのフロアが百何十人かで埋まってて、みんなどこ行ってたのかBASTARD目当てなのは分かるけど他のバンドも見ればいいのにーとか思ってるうちにさらに混雑してきて周りも暑くなりライターも点かないくらいの酸欠気味な状態でスタート!!!!!むこうでのライブのリハみたいなもんとか言ってて始まりは肩慣らし的だったけど、待ちわびたフロアの異常な盛り上がりと共に徐々に熱を帯びてきて、ドカドカ畳み掛ける鋼のようなハードコアパンクをかまされた。確か一曲目は屍、そこからMISERYやDEAR COPSといった名曲のオンパレードの数々にひれ伏した。改めて思ったけど曲がどれもこれも素晴らしくて、印象的なコーラスやリフにドラマチックな展開で耳に残って仕方がない。強力なボーカルや巧みな演奏と共に二十年経っても古びていないし、いまだにこの極北に達したハードコアバンドなんてほとんどいないと思う。ラストのラストはWIND OF PAINの締めを飾るTRUTH!!!!!拳を上げるしかない。。。
もう途中から空調のせいかバンドも客も気合いをぶつけあうような熱気のせいなのかフロアがマジでめちゃくちゃな暑さになってて、メンバーも酸素ボンベ吸ったりしてみんなクラクラになりながらも最後まで一気に駆け抜けた。トリのUNKINDも見て行きたかったけどあまりに灼熱過ぎて普通に立ってられないくらい体力根こそぎ持っていかれたので仕方なく退場。
スジもんというか本物には勝てないなと心の底から思わされた凄いライブでした。