ユニコーン ツアー2009 蘇える勤労の日々

というわけでさいたまスーパーアリーナユニコーンの再始動ライヴを見に行って参りました。
初恋と言えるくらい中学生から憧れてきたバンドを初めて見るので期待半分にある意味不安半分だったけど、
500レベル(五階席)6000円っていう値段もマジで安く思えてしまう
もうめちゃくちゃ圧倒的なエンターテイメントショウ&ロックンロールサーカスで超絶幸せな時間だった。
 
出だしはニューアルバムの一・二曲目からスタートし、新曲と往年の名曲を織り交ぜて
過去から今までの歴史を繋ぐような曲目も良かった。新曲も沁みて良いんすよ。
初めはステージが遠くてメンバーがほんと米粒サイズにしか見えなかったけど、
三曲目のスターな男から三つの巨大エキシビションモニターも映し出され加速装置スイッチョンでもう卍解
夢で逢えたら世代なんでもうたまらなかったなー働く男もやってくれたし。
 
メンバー全員が曲書いて歌うところがユニコーンらしさの一つだとEBIちゃんも言ってましたが、
今回のライヴでも川西さんのキミトデカケタ→ロック幸せやEBIちゃんのボルボレロでは
それぞれ楽器を置いてハンドマイク片手にステージを練り歩いて歌ったり、
テッシーのギターボーカルによるオッサンマーチで笑いまくったり、
アンコールで阿部Bがブルース・リーのイエロートラックスーツ着て客席に乱入してきたり、
PTAでは民生がエレドラ叩いてる前でMC EBIとMC KAWANISHIのツインラップが聴けたり。。。と
五人が五人ともフィーチャリングされた魅せ場だらけで飽きることなく楽しませてくれた。
はっきり言ってもう嵐に並ぶくらいのアイドル的魅力なところもあったけど、
純粋にロックバンドとしてめちゃくちゃかっこ良かったのも驚きかつ嬉しかった。
 
このライヴ前日に清志郎が亡くなったということで開演前と終了後にはRCが流れていて、
正直自分は世代のせいか清志郎に対する思い入れは全くないのだけど、
メンバーの世代のロック好きな人なら少なからず影響はあるだろうからショックがデカかったんじゃないかな。
そしてアルバムラストに入ってるHELLO、これがいなくなった人に話してるようなリリックなんだけど
このライヴではうねるようにハードな演奏でとにかくかっこ良かった。
それはそういった諸々の思い入れもあったのかしら、憶測に過ぎないけど。
 
あと今回のツアーのセットリストは2〜3パターンあり、どっちかでしか聴けない曲があったのが心憎くて
自分が見たのはアンコールラストですばらしい日々の代わりに開店休業をやるVer.、
他にもおかしな二人やペケペケやCSAが聴けなかったのはちょっと悔しかったですが、
それはまた次の機会ということで自分を慰めて自慰!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
  
16年ぶりとは思えないバンドの一体感、20曲以上やってしまう40〜50代とは思えないパワホーさ、
とにかく凄く燃えたし笑えたし感動したし、
ユニコーンを見れることなんて絶対ないと思っていたので
その夢がこんな最高な形で叶ったのがほんと嬉しかった。
今はツアーで忙しいけどこのままマイペースにのんびり続けていってまた楽しませてほしい。